食物アレルギーとは?
しょくもつあれるぎー
食物アレルギーとは、特定の食べ物に含まれる成分に対して免疫系が過剰反応を起こし、身体にさまざまな症状をもたらす疾患です。
食物アレルギーとは、本来は無害な食品中のタンパク質(アレルゲン)を免疫系が「異物」と誤認識し、過剰な免疫反応を引き起こす状態をいいます。IgE抗体を介した即時型反応が代表的で、摂取後数分から1時間以内に症状が現れることが多いです。
主な症状は皮膚のかゆみ・じんましん、口腔内のしびれ・腫れ、消化器症状(腹痛・嘔吐・下痢)、呼吸困難などです。重篤な場合はアナフィラキシーショックと呼ばれる全身反応が起き、血圧低下や意識障害を伴い命に関わることもあります。
日本では食品表示法により、特に危険性の高い8品目(卵・乳・小麦・えび・かに・そば・落花生・くるみ)の表示が義務化されています。その他にも大豆、魚介類、果物など多様な食品がアレルゲンとなります。乳幼児に多く見られますが、成人になってから発症するケースも珍しくありません。
治療の基本は原因食品の除去ですが、医師の指導のもと少量ずつ摂取して慣れさせる「経口免疫療法」も行われています。外食や加工食品が多い現代では、成分表示の確認と緊急時のエピペン(アドレナリン自己注射薬)携帯が重要な対策です。
使い方・例文
卵アレルギーの子どもがケーキを食べた後に顔や体にじんましんが出るケースや、そばを食べた成人がアナフィラキシーを起こすケースが典型的な食物アレルギーの例です。
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