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頂端分裂組織とは?

ちょうたんぶんれつそしき

植物の茎や根の先端にある、細胞分裂を繰り返して植物体を伸長・成長させる組織のことです。

頂端分裂組織(ちょうたんぶんれつそしき、英: apical meristem)とは、植物の茎頂(シュートの先端)や根端(根の先端)に存在する、活発に細胞分裂を行う未分化細胞の集団です。この組織が植物の一次成長(縦方向の伸長)を担います。

頂端分裂組織の細胞は小さく、壁が薄く、細胞質が豊富で核が大きいという特徴を持ちます。分裂した細胞はやがて分化して、表皮・皮層・維管束など各種組織を形成します。

頂端分裂組織は大きく二種類あります。

  • 茎頂分裂組織:茎や葉、花芽を形成し、地上部の成長を担う。花芽形成シグナルを受け取ると生殖生長へ切り替わる
  • 根端分裂組織:根を伸長させ、水分や養分の吸収面積を広げる。根端は根冠(ルートキャップ)で保護されている

農業や園芸では、茎頂分裂組織を使った茎頂培養によってウイルスフリーの苗を増殖する技術が実用化されています。また、植物ホルモン(オーキシンやサイトカイニン)のバランスがこの組織の活性に大きく影響するため、植物生理学の研究対象としても重要です。

使い方・例文

イチゴやカーネーションの種苗生産では、頂端分裂組織の細胞を無菌培養してウイルスフリーの健全苗を大量に増殖させることが行われています。

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