靱帯再建術とは?
じんたいさいけんじゅつ
靱帯再建術とは損傷・断裂した靱帯を腱や人工素材で取り替える手術で、スポーツ外傷などで切れた靱帯の機能を回復させます。
靱帯再建術(じんたいさいけんじゅつ)とは、外傷や過度の負荷によって損傷・断裂した靱帯を、移植腱や人工靱帯を用いて修復・再建する外科手術です。整形外科領域における重要な治療法のひとつであり、特にスポーツ選手の膝や肩の靱帯損傷に対して広く行われています。
最も多く行われるのは膝の前十字靱帯(ACL)の再建術です。前十字靱帯はジャンプの着地や急転換など膝に大きな負担がかかる動作で断裂しやすく、放置すると半月板損傷や変形性関節症につながるリスクがあります。再建に使われる材料(グラフト)には主に以下の種類があります。
- 自家腱移植:患者自身の腱(ハムストリングス腱や膝蓋腱)を採取して使用。感染リスクが低く生着率が高い。
- 同種腱移植:献体から採取した腱を使用。採取部位の影響がない一方、生着に時間がかかる場合がある。
- 人工靱帯:合成素材を使用。近年は素材の改良が進んでいる。
手術は関節鏡(内視鏡)を用いた低侵襲な方法が主流で、入院期間の短縮や術後の回復促進に貢献しています。術後はリハビリテーションが非常に重要で、競技復帰まで一般に半年から1年程度かかります。適切な手術とリハビリにより、多くの患者がスポーツ活動に復帰できます。
使い方・例文
サッカーやバスケットボールの選手が試合中に膝を捻って前十字靱帯を断裂した際、靱帯再建術が選択されることが多く、手術後の長期リハビリを経て競技に復帰します。
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