露天掘りとは?
ろてんぼり
露天掘りとは、地表を直接掘り下げて鉱石や石炭などを採掘する、最も基本的な採掘方式です。
露天掘り(ろてんぼり)とは、地下に坑道を掘らずに地表から直接掘り下げていく採掘方法で、オープンキャスト採掘とも呼ばれます。鉱石・石炭・砂利・石灰石など、比較的浅い地層に埋蔵する資源を大規模かつ効率的に採掘する際に広く用いられます。
仕組みとしては、まず土砂や岩盤(表土)を除去して鉱床を露出させ、爆薬や重機で掘り崩しながら階段状の「ベンチ」と呼ばれる段差を形成しながら下へと掘り進めます。掘り出した鉱石はベルトコンベアやダンプトラックで搬出します。地下採掘と比べて、採掘量あたりのコストが低く、安全管理もしやすいのが特長です。
主な利用場面は以下のとおりです。
- 石炭・鉄鉱石・銅などの金属鉱山
- 石灰石・砂利などの建材採掘
- ダイヤモンドや希少金属(レアメタル)の採掘
一方で、広大な土地の改変・粉塵・水質汚染・生態系への影響といった環境負荷が大きいため、採掘後の土地復元(ランドフィル・緑化)が法的に義務づけられる国や地域が増えています。日本では規模の大きな露天掘りは少ないですが、石灰石採掘では現在も行われています。
使い方・例文
チリのエスコンディーダ銅山やオーストラリアのピルバラ鉄鉱山は、露天掘りによって世界規模の産出量を誇る代表的な事例です。
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