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離岸流とは?

りがんりゅう

離岸流とは、海岸に押し寄せた波が沖へ向かって集中的に流れ出す強い海流のことです。

離岸流(りがんりゅう)は、英語でリップカレント(rip current)とも呼ばれ、海岸に打ち寄せた波の水が陸側に溜まり、水圧の差によって特定の狭い帯状の領域を集中的に沖へ向かって流れ出す現象です。

波は海岸全体に押し寄せますが、地形の影響や波の干渉によって水が一箇所に集まりやすい場所が生まれます。そこに集中した水が沖へ勢いよく排出されるため、流速は時速数キロメートルに達することもあります。離岸流は幅が狭く(数メートル〜数十メートル)、見た目では分かりにくいため、遊泳者が気づかないうちに沖へ引き込まれる危険があります。

離岸流が発生しやすい場所としては次のような地形が挙げられます。

  • 砂州(サンドバー)の切れ目
  • 岸壁や突堤の脇
  • 海岸線が凹んだ入り江状の地形

対処法は「流れに逆らわず、岸と平行に泳いで離岸流の帯から抜け出す」ことです。溺水事故の多くは離岸流が原因とされており、水難救助の現場でも最重要視される海洋現象のひとつです。

使い方・例文

海水浴中に急に沖へ引き込まれる感覚を覚えたとき、それが離岸流に遭遇した状況です。また、サーファーが岸へ戻りやすくするために意図的に離岸流を利用することもあります。

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