本文へスキップ

潮流とは?

ちょうりゅう

潮流とは、主に月や太陽引力による潮汐作用によって引き起こされる海水の周期的な流れのことで、漁業・航海・海洋エネルギーなど幅広い分野に影響を与えます。

潮流(ちょうりゅう)とは、潮汐(ちょうせき)の干満に伴って生じる海水の水平方向への周期的な流れのことです。月・太陽引力によって海面が規則的に上下満潮干潮)する潮汐現象に連動して、海水が水平に移動する現象として発生します。

潮流の向きと速さは時間とともに変化し、満潮に向かう「上げ潮(じりゅう)」と干潮に向かう「下げ潮(ひきしお)」の間には、流れが一時的に止まる「潮止まり(停潮)」があります。流速は地形によって大きく異なり、海峡や狭い水道では流れが集中して速くなります。日本では鳴門海峡・来島海峡・関門海峡などが特に潮流の速い地点として有名で、最大で秒速数メートルに達することもあります。

潮流は人間の活動に多方面で関わります。

  • 漁業:潮流の変わり目(潮目)には栄養分が集まり、魚が集まりやすいため、漁の好機とされる
  • 航海:船の進路・燃料効率に直接影響するため、航路計算に組み込まれる
  • 潮流発電:強い潮流を水車で利用して発電する再生可能エネルギーとして注目される
  • 海難事故:強い潮流は遊泳者や小型船にとって危険となる場合がある

なお日常語では「時代の潮流」のように比喩的に「大きな流れ・傾向」の意味でも使われます。

使い方・例文

鳴門海峡では潮流の速さが観光資源となっており、渦潮を間近に見る遊覧船が運航されています。また漁師は潮流の向きと時間帯を読んで出漁のタイミングを決めます。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語