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開口度とは?

かいこうど

開口度とは、母音を発音するときの口の開き具合を表す音声学上の概念で、母音分類基準のひとつです。

開口度(かいこうど)は音声学において、母音を発音するときに口がどれだけ開いているかを示す尺度です。「口の開きの大きさ」と言い換えることもでき、母音の高さ(舌の位置)と深く関わっています。

口の開きが大きい母音(舌が低い位置にある)を広母音・低母音、口の開きが小さい母音(舌が高い位置にある)を狭母音・高母音と呼びます。たとえば日本語の「あ(a)」は開口度が最も大きい広母音であり、「い(i)」「う(u)」は開口度が小さい狭母音に分類されます。

国際音声記号IPA)では母音図(母音四辺形)の縦軸に開口度(舌の高さ)が対応しており、次のような段階で分類されます。

  • 狭(高):i, u など
  • 半狭(半高):e, o など
  • 半広(半低):ɛ, ɔ など
  • 広(低):a, ä など

開口度は言語学・音声学の授業、発音指導、外国語教育、言語障害のリハビリなど幅広い場面で用いられる基礎概念です。口腔の形状・舌の高さ・唇の円唇性とあわせて、母音を体系的に記述するための重要な指標となっています。

使い方・例文

外国語学習の発音練習で「この母音は開口度が大きい広母音なので、口をしっかり開いて発音する」と説明されるような場面で使われる用語です。

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