国際音声記号とは?
こくさいおんせいきごう
国際音声記号(IPA)とは、世界中のあらゆる言語の音声を統一的に表記するために制定された記号体系で、言語学・外国語教育で広く使われます。
国際音声記号(International Phonetic Alphabet、略称IPA)は、国際音声学会が1888年に制定した音声表記の体系です。世界中のどの言語の音も、一対一で正確に書き表せることを目指して設計されており、現在も継続的に改訂・整備されています。
IPAが必要とされる理由は、各言語の正書法(スペルや仮名)が必ずしも発音を正確に反映しないためです。たとえば英語の「read」は過去形と現在形で発音が異なりますが、スペルは同じです。IPAを使えばこうした曖昧さをなくせます。
記号の体系は主に以下の要素から構成されます。
- 子音記号:調音位置と調音方法の組み合わせで分類
- 母音記号:口の開き・舌の前後位置・唇の丸みで分類
- 超分節音記号:アクセント・声調・音の長さを示す補助記号
- 発音区別符号(ダイアクリティクス):記号を修飾して細かな発音の違いを示す
辞書・言語学論文・外国語テキストなどで広く用いられ、特に英語学習においては発音記号として馴染み深いものです。言語療法や音声工学の分野でも活用されています。
使い方・例文
英和辞典で「cat」の発音欄に「/kæt/」と書かれているのが国際音声記号の使用例で、正確な発音を学ぶ際に参照します。
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