本文へスキップ

鉄刀木とは?

たがやさん

鉄刀木とは、東南アジア原産のマメ科の樹木で、極めて硬く重い高級木材として知られています。

鉄刀木(てっとうぼく)とは、マメ科ジャケツイバラ亜科に属する常緑高木で、学名をSenna siamea(またはCassia siamea)といいます。和名の「鉄刀木」は、その材が鉄のように硬く、刀のように鋭い切れ味を持つ木という意味に由来します。タイ語では「マカームテート」と呼ばれ、タイをはじめミャンマーインドなど東南アジア・南アジアに広く分布しています。

鉄刀木の材の特徴として、

  • 比重が高く非常に硬い(硬木の中でもトップクラス)
  • 黒褐色の芯材と黄白色の辺材のコントラストが美しい
  • 耐久性・耐虫性に優れ腐りにくい
  • 加工が難しいが磨くと美しい光沢が出る
などが挙げられます。

用途としては、高級家具・建築材・仏壇・彫刻・床材などに珍重されます。特に仏教文化圏では仏具や寺院建築に広く使用されてきました。日本でも古くから輸入され、唐木細工の素材として知られ、「唐木三大銘木」のひとつに数えられることもあります。

成長が比較的速く街路樹にも利用されますが、樹皮・葉・種子には毒性成分を含むため取り扱いには注意が必要です。

使い方・例文

仏壇や高級家具の材料として使われる場面で登場します。木材店や工芸品の説明に「唐木」として記載されていることもあります。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語