本文へスキップ

酸化ストレスとは?

さんかすとれす

酸化ストレスとは、体内で発生する活性酸素の量が抗酸化防御能力を上回った状態のことで、細胞や組織にダメージを与え、さまざまな疾患の原因となります。

酸化ストレス(oxidative stress)とは、生体内で産生される活性酸素種(ROS:reactive oxygen species)の量が、抗酸化防御機構の処理能力を超えた状態を指します。この不均衡が細胞・組織・臓器に酸化的ダメージをもたらします。

活性酸素種には、スーパーオキシドラジカル・過酸化水素・ヒドロキシルラジカルなどが含まれます。これらは細胞のエネルギー産生(ミトコンドリアでの代謝)や免疫反応の過程で自然に発生しますが、通常はスーパーオキシドジスムターゼ(SOD)やカタラーゼ、グルタチオンペルオキシダーゼなどの抗酸化酵素、またはビタミンCやビタミンEなどの抗酸化物質によって無害化されます。

酸化ストレスを増加させる主な要因は次のとおりです。

  • 紫外線・放射線への曝露
  • 喫煙・大気汚染・化学物質
  • 過剰な運動・精神的ストレス
  • 加齢・高血糖・炎症

酸化ストレスはDNA損傷・タンパク質の変性・脂質の過酸化を引き起こし、動脈硬化・がん・糖尿病・神経変性疾患(アルツハイマー病など)・老化促進との関連が研究されています。抗酸化物質を含む食事や適度な運動が酸化ストレスの軽減に寄与するとされています。

使い方・例文

タバコを長年吸い続けることで体内の酸化ストレスが蓄積し、肺や血管の細胞が傷つけられて疾患リスクが高まることが知られています。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語