避雷針とは?
ひらいしん
避雷針とは、建物や構造物の頂部に設置して雷の電流を安全に大地へ逃がし、落雷による被害を防ぐための装置です。
避雷針(ひらいしん)とは、建築物や鉄塔などの頂部に取り付けられた金属製の突起状の装置で、落雷の際に電流を建物の外部に設けた導線(引き下げ導線)を通して大地に流し、建物や内部の人・設備への被害を防ぐ保護装置です。英語では「lightning rod」または「lightning conductor」と呼ばれます。
避雷針の仕組みは以下の通りです。
- 先端の尖った金属棒が周辺より電界を集中させ、落雷を誘導して受け止める
- 受け止めた電流は太い銅線などの引き下げ導線を伝って地面へ流れる
- 接地(アース)電極で大地に放電し、無害化する
避雷針の原理はアメリカの政治家・科学者であるベンジャミン・フランクリンが発明したとされており、18世紀中頃に実用化されました。フランクリンは雷が電気現象であることを凧揚げ実験で実証し、その知見をもとに避雷針を考案したとされています。
現代では一定の高さを超える建築物への避雷設備の設置が建築基準法などで義務付けられています。また、電子機器を保護するサージプロテクターや、航空機・船舶など幅広い分野で類似の保護技術が応用されています。
使い方・例文
「高いビルの屋上には避雷針が設置されており、雷が落ちても建物への被害を防ぐ構造になっている」というように、建物の安全設備を説明する場面で使われます。
この用語をシェア
最終更新: