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遠野盆地とは?

とおのぼんち

遠野盆地とは、岩手県遠野市の中心部に広がる内陸盆地で、柳田國男の『遠野物語』で知られる民話・伝説の郷として有名な地域です。

遠野盆地は、岩手県の内陸部、北上山地の中に位置する盆地です。四方を山に囲まれた地形の中に遠野市の中心市街地が広がり、猿ヶ石川がその中心を流れています。標高は約300メートル前後で、内陸性の気候から冬は厳しい寒さになります。

遠野盆地が広く知られるようになったのは、民俗学者・柳田國男が1910年(明治43年)に著した『遠野物語』によるところが大きいです。この書物には、遠野地方に伝わるカッパや座敷わらし、オシラサマなどの妖怪・精霊伝説が記録されており、日本の民俗学の原点ともいえる作品です。

遠野盆地とその周辺には、物語に登場する伝承地が今も数多く残っています。

  • カッパが出没したとされる「カッパ淵」
  • 座敷わらしの伝説が残る旧家
  • オシラサマが祀られる「伝承園」
  • 南部曲がり家などの伝統的農家建築

農業が盛んな地域でもあり、田畑と山々が織りなす田園風景は日本の原風景として訪れる人の心を和ませます。遠野は「日本のふるさと」とも呼ばれ、民話の郷として観光・文化交流の場となっています。

使い方・例文

遠野盆地を訪れると、カッパ淵や伝承園など『遠野物語』ゆかりの地を巡りながら日本の民話文化を体感できます。

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