道教とは?
どうきょう
道教とは、中国発祥の宗教・思想体系で、「道(タオ)」という宇宙の根本原理に従って生きることで長生きや不老不死を目指します。
道教(どうきょう)は、中国を発祥とする宗教で、老子・荘子の思想(老荘思想・道家)を哲学的基盤とし、そこに民間信仰・神仙思想・呪術・儀礼などが融合して形成されました。「道(タオ / Tao)」とはすべての存在の根源にある宇宙の原理であり、道教はこれに従い調和することを最高の目標とします。
道教の主な特徴は次のとおりです。
- 神仙思想:修行・養生・呪術によって不老不死の「仙人」になれるという信仰が道教の中核をなします。
- 多神信仰:老子を神格化した「太上老君」をはじめ、玉皇大帝・媽祖など多数の神々を祀ります。
- 養生術・呪術:呼吸法・導引(体操)・食餌療法・錬丹術(不老の薬を作る術)などを発展させました。
- 儀礼と経典:道士(道士)が儀礼を執り行い、膨大な経典群「道蔵(どうぞう)」が存在します。
道教は中国文化の形成に深く関わり、漢方医学・武術・風水・占術・中国の年中行事など幅広い分野に影響を与えてきました。現在も台湾・中国・東南アジアの华人(華僑)社会で広く信仰されており、日本にも陰陽道などを通じて間接的な影響が及んでいます。
使い方・例文
台湾の廟(びょう)では道教の神々を祀る祭礼が年間を通じて行われており、信者が線香を焚いて神仙に願いを祈る光景は日常的に見られます。
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