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荘子とは?

そうし

荘子とは、古代中国の思想家であり、老子と並ぶ道家哲学の代表者で、自由な精神と万物斉同の思想を説いた人物です。

荘子(そうし、Zhuangzi)は、中国戦国時代紀元前4〜3世紀頃)の思想家です。名は周(しゅう)といい、宋の蒙(もう)の地に生まれたとされます。老子と並んで道家(道教哲学)の代表的な思想家とされ、「老荘思想」という言葉で一括りにされることもあります。

荘子の思想の核心は「道(タオ)」です。万物を貫く根本原理である「道」に従い、人為的な価値判断や社会的な規範にとらわれず、自然のままに生きることを理想としました。この立場から、儒家が説く礼や仁義を批判し、あらゆる価値・善悪・生死の相対性を説く「万物斉同(ばんぶつせいどう)」の思想を展開しました。

彼の思想は以下のような概念で代表されます。

  • 無為自然:人為を排し、自然の流れに任せること
  • 万物斉同:あらゆる物事は本質的に等しく、善悪や大小の区別は相対的であるという考え
  • 胡蝶の夢:自分が蝶の夢を見ているのか、蝶が人の夢を見ているのか区別できないという認識論的な問い
  • 朋友の喪における歌:死に対しても自然として受け入れる境地

荘子の思想は、後の道教の形成に大きく寄与しただけでなく、禅仏教や日本の美意識にも深い影響を与えています。著作『荘子』(内篇・外篇・雑篇)は豊かな寓話と逆説に満ちた文学的名著としても高く評価されています。

使い方・例文

「荘子の胡蝶の夢の寓話は、哲学や文学の講義で認識と現実の問題を説明する際によく引用されます。」のように、東洋哲学や道家思想を語る文脈で登場します。

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