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軌道検測車とは?

きどうけんそくしゃ

軌道検測車とは、鉄道の線路の状態を各種センサーで自動計測し、保守・補修計画に必要なデータを収集する専用車両です。

軌道検測車(きどうけんそくしゃ)とは、鉄道の線路(軌道)の幾何学的な状態を走行しながら自動的に計測する専用車両です。レールの変形・傾き軌間左右レール間の距離)・水平度・高低差・通り(直線性)などを高精度なセンサーで連続的に測定し、保守管理に必要なデータを収集する役割を担います。

軌道の状態は列車の走行による振動や荷重、季節による温度変化などで徐々に劣化します。劣化が進むと乗り心地の悪化にとどまらず、脱線事故につながる危険性があるため、定期的かつ正確な検測が不可欠です。

軌道検測車が計測する主な項目は以下の通りです。

  • 軌間:左右レール内側間の距離
  • 水準:左右レールの高さの差
  • 高低:レール長手方向の凸凹
  • 通り:レールの横方向のずれ
  • 曲率・カント:カーブの曲がり具合と傾き

日本では東海道新幹線などで用いられる「ドクターイエロー」(正式名称:新幹線電気軌道総合試験車)が軌道検測車として広く知られており、その黄色い車体と希少な運行から「見ると幸せになれる」と言われる人気を持ちます。在来線にも各社が軌道検測車を保有し、夜間などに定期運行しています。

使い方・例文

新幹線の保守作業では、軌道検測車が収集したデータをもとに問題箇所を特定し、深夜の保守時間帯に補修作業を行うことで翌朝の安全な運行を確保します。

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