軌間とは?
きかん
軌間とは、鉄道レール同士の内側の距離(左右の間隔)のことで、世界各国や路線によって異なる規格が存在します。
軌間(きかん)とは、鉄道の線路における左右2本のレールの内側から内側までの水平距離のことです。英語では「ゲージ(Gauge)」と呼ばれ、鉄道の規格を定める最も基本的な寸法のひとつです。軌間が異なる路線間では車両をそのまま乗り入れることができないため、国際輸送や路線の接続において重要な問題となります。
世界で使用されている主な軌間の種類には以下のものがあります。
- 標準軌(1435mm):世界で最も普及している軌間。ヨーロッパ・北米・中国・韓国の幹線、日本の新幹線などに使用
- 狭軌(1067mm):日本のJR在来線・私鉄の多くが採用。南アフリカ・ニュージーランドなどにも普及
- 広軌(1520mm・1676mmなど):ロシア・インド・スペインなどで独自の広い軌間を採用
日本では明治時代に建設コスト削減のために狭軌(1067mm)が選択されましたが、東海道新幹線の開業(1964年)から新幹線には標準軌が採用されました。そのため在来線と新幹線は軌間が異なり、通常の車両では直通運転ができません。この問題を解決するために開発されたのがフリーゲージトレイン(軌間可変電車)で、走行中に車軸間隔を変えて軌間の異なる路線を直通できる技術として研究が進められています。
軌間は安全性・速度性能・建設コストに大きく影響するため、新路線建設の際には慎重に選択されます。
使い方・例文
新幹線(標準軌1435mm)とJR在来線(狭軌1067mm)は軌間が異なるため、在来線用の電車をそのまま新幹線の線路に乗り入れることはできません。
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