赤レンガ建築とは?
あかれんがけんちく
赤レンガ建築とは、赤褐色のレンガを主な建材として使用した建物の総称で、明治・大正期の日本では近代化の象徴として多く建てられた建築様式です。
赤レンガ建築とは、焼成した粘土製の赤褐色のレンガを積み上げて造られた建物の総称です。ヨーロッパでは中世から広く普及しており、ゴシック・ロマネスク・ビクトリア朝などさまざまな様式に取り入れられてきました。
日本では明治時代(1868年以降)に西洋の建築技術を取り入れる中で赤レンガ建築が急速に普及しました。お雇い外国人建築家や、その薫陶を受けた日本人建築家たちが政府の施設・駅・工場・学校などを赤レンガで建設し、近代化・文明開化の象徴となりました。
代表的な日本の赤レンガ建築には次のようなものがあります。
- 旧東京駅丸の内駅舎(辰野金吾設計・1914年竣工)
- 横浜の赤レンガ倉庫(明治末期建設・現在は商業施設)
- 旧富岡製糸場(群馬県・世界遺産)
- 旧北海道庁本庁舎(通称「赤れんが庁舎」)
レンガ積みの工法には「イギリス積み」「フランス積み」などがあり、壁の強度や意匠が異なります。関東大震災(1923年)でレンガ造りの建物が多数倒壊したことで普及に陰りが出ましたが、現存する赤レンガ建築は文化財・観光資源として大切に保存されています。
使い方・例文
「横浜の赤レンガ倉庫はかつて税関の保税倉庫として使われた赤レンガ建築で、現在はショッピングと観光の名所になっている」のように地域の歴史建造物の文脈で使われます。
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