訪問看護ステーションとは?
ほうもんかんごすてーしょん
訪問看護ステーションとは、看護師などが利用者の自宅へ出向いて療養上の世話や医療処置を提供する地域密着型の看護サービス拠点です。
訪問看護ステーションは、在宅療養を必要とする人の自宅や居住施設を看護師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士らが訪問し、医療的ケアやリハビリテーションを提供するための事業所です。介護保険法や健康保険法に基づいて運営され、都道府県知事の指定を受けた民間事業者や医療法人・社会福祉法人などが設置しています。
提供するサービスの主な内容は以下のとおりです。
- 病状の観察・管理:バイタルサインの測定、服薬管理、症状悪化の早期発見
- 医療処置の補助:点滴管理、カテーテルの交換、褥瘡(じょくそう)処置
- ターミナルケア:がん末期や難病の方への緩和ケアと看取り支援
- リハビリテーション:身体機能の維持・回復を目的とした訓練
- 精神科訪問看護:精神疾患を持つ方の生活を支える専門的ケア
利用するには、主治医が発行する「訪問看護指示書」が必要です。費用は65歳以上の方は介護保険が優先適用され、介護度に応じた自己負担(原則1〜3割)となります。40歳未満や医療保険対象の疾患の場合は医療保険が適用されます。
少子高齢化と在宅医療推進の流れを受け、訪問看護ステーションの数は年々増加しており、病院中心の医療から「住み慣れた地域・自宅での生活継続」を支える重要な社会インフラとして位置づけられています。
使い方・例文
脳梗塞後に自宅退院した方が、週2〜3回の看護師訪問でリハビリや投薬管理を受けながら在宅生活を続ける場面や、がん末期の患者が自宅で家族に囲まれながら看護師によるターミナルケアを受ける場面で登場します。
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