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言語類型論とは?

げんごるいけいろん

言語類型論とは、世界の多様な言語を構造的特徴によって分類比較し、言語に普遍的に見られるパターンや傾向を明らかにする言語学の一分野です。

言語類型論(linguistic typology)は、世界各地の言語を広く調査し、音韻・形態・統語などの構造的特徴に基づいて言語を分類比較することで、人間言語に共通する普遍的な性質(言語普遍性)と言語間の多様性両方を研究する分野です。

言語類型論の代表的な分類軸として以下のものがあります。

  • 語順類型:主語(S)・動詞(V)・目的語(O)の基本語順による分類。日本語はSOV型、英語はSVO型、アラビア語はVSO型など
  • 形態論的類型:孤立語(中国語など:語形変化なし)・膠着語(日本語・トルコ語:接辞を付加)・屈折語(ラテン語・ロシア語:語尾変化が複雑)・抱合語(多くの先住民言語:一語に多くの情報を組み込む)
  • 音韻類型:声調言語か否か、音節構造の複雑さなど

類型論は単なる分類にとどまらず、「もし言語にAという特徴があれば、Bという特徴も持つ傾向がある」という含意的普遍性の発見を目指します。ジョゼフ・グリーンバーグの研究はその先駆けとして知られており、語順に関する多くの普遍的傾向を明らかにしました。言語習得研究・翻訳・自然言語処理など多くの隣接分野にも影響を与えています。

使い方・例文

「言語類型論の視点から日本語を見ると、動詞が文末に来るSOV語順の言語であり、同じ型のトルコ語や韓国語と文構造の類似点が多いことがわかります。」

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