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言語接触と借用語とは?

げんごせっしょくとしゃくようご

言語接触と借用語とは、異なる言語を話す集団が交わることで言語が互いに影響し合い、片方の語彙がもう一方の言語に取り込まれる現象のことです。

言語接触(language contact)とは、異なる言語を使う人々が地理的・社会的・歴史的に交流することで、それぞれの言語が互いに影響を及ぼし合う現象を指します。そこから生じる最も典型的な結果のひとつが「借用語(loanword)」の発生です。

借用語とは、ある言語が別の言語から語彙をそのまま、または発音・形態を調整したうえで取り入れた単語のことです。貿易・征服・宗教・技術伝播・移民などの歴史的事件が言語接触の主な契機となります。

日本語においても借用語は豊富に存在します。

  • 漢語:中国語から取り入れた語彙。「文化」「自然」「経済」など大量に存在する
  • 外来語(カタカナ語):主に英語・フランス語・ポルトガル語などから。「テレビ」「パン」「カステラ」など
  • 和製外来語:外来語を日本語的に再構成したもの。「ナイター」「サラリーマン」など

言語接触は語彙だけでなく、発音・文法・語順にも影響を与えることがあり、その度合いは接触の強度や社会的な力関係によって異なります。また、接触の結果としてピジン語やクレオール語が生まれることもあります。言語学では言語接触の研究が言語変化・多言語主義・社会言語学の重要な柱のひとつとなっています。

使い方・例文

「日本語の『テレビ』や『パン』は言語接触によって生まれた借用語の代表例です」のように、ことばの由来を説明する文脈で使われます。

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