観念連合とは?
かんねんれんごう
観念連合とは、ある考えや記憶が別の考えや記憶を呼び起こす心理的なつながりのことです。
観念連合(かんねんれんごう)とは、ひとつの心的内容が別の心的内容を連鎖的に想起させる現象、およびその背後にある法則を指します。17〜18世紀のイギリス経験論哲学者、とりわけジョン・ロックやデイヴィッド・ヒュームが提唱し、後にジェームズ・ミルやジョン・スチュアート・ミルによって体系化されました。
連合の成立には伝統的に次の三原則が挙げられます。
- 隣接性:時間的・空間的に近い経験は結びつきやすい
- 類似性:似た性質をもつ観念は互いを呼び起こす
- 対比性:正反対の観念も連合を生じる
20世紀に入ると、パブロフの条件反射実験やワトソンの行動主義が登場し、観念連合の概念は「刺激と反応の結合」として実験心理学・学習理論に引き継がれました。現代では記憶研究における「連想ネットワーク」や「スプレッディング・アクティベーション」理論の起源とも位置づけられています。
日常生活では、特定の香りが幼少期の記憶を呼び起こしたり、ある単語から関連語が次々と浮かんだりする経験がこれにあたります。マーケティングでブランドイメージを構築する際にも応用される重要な概念です。
使い方・例文
「梅干し」という言葉を聞くと思わず唾液が分泌される、あるいは「夏」と聞いて「花火」「海」「かき氷」が連鎖的に思い浮かぶといった現象が観念連合の典型例です。
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