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親水護岸とは?

しんすいごがん

河川や湖岸の護岸を人が水辺に近づきやすい形に整備したもので、散策や水遊びを楽しめる空間を提供します。

親水護岸とは、河川・湖・海などの岸辺において、人が水面に近づきやすく水と触れ合えるよう設計・整備された護岸のことです。従来の護岸が洪水防止・浸食防止という防御機能を主目的とするのに対し、親水護岸は住民の憩いや自然体験、景観形成も目的に含めた多機能型の護岸です。

親水護岸の整備は1970年代以降の河川行政転換を背景に広まりました。コンクリート三面張りの護岸が批判される中、自然素材の活用や緩勾配による水辺へのアクセスを確保する設計が重視されるようになりました。

親水護岸の主な特徴は以下の通りです。

  • 緩やかな勾配・階段状の護岸面で水辺への歩行が可能
  • 自然石や植生を取り入れた生態系への配慮
  • 水遊びスペース・親水テラスの設置
  • 散策路・公園との連携による回遊性の確保

設計においては親水機能と治水安全性のバランスが重要で、増水時の利用者の安全確保(フェンスや避難経路)も求められます。都市部の河川整備においては河川空間の魅力向上と地域活性化に寄与する事業として位置づけられています。

使い方・例文

都市部を流れる川の岸辺に階段状の石積みやウッドデッキが設けられ、子どもが水辺で遊んだり市民が散策できるようになっている場所が親水護岸の典型例です。

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