本文へスキップ

薏苡仁とは?

よくいにん

薏苡仁とは、イネ科植物ハトムギの種仁を乾燥させた生薬で、肌荒れ・いぼ・むくみ・関節痛などに用いられ、食品としても「ハトムギ茶」として親しまれています。

薏苡仁(よくいにん)は、イネ科の一年草であるハトムギ(学名:Coix lacryma-jobi var. ma-yuen)の種仁を脱穀・乾燥させたものです。中国日本の伝統医学で古くから使われてきた生薬で、日本薬局方にも収載されています。

漢方医学では薏苡仁は「利水滲湿(りすいしんしつ)」「健脾(けんぴ)」「清熱排膿(せいねつはいのう)」の効能を持つとされています。具体的な適応は以下の通りです。

  • いぼ(尋常性疣贅):肌の角化を正常化し、いぼの消退を促すとされる
  • むくみ・水分代謝の改善:余分な水分を排出する利水作用
  • 関節痛・神経痛:湿気が原因とされる痛みを和らげる
  • 肌荒れ・美肌:現代では美容目的でサプリメントや化粧品にも配合

代表的な処方には薏苡仁湯(よくいにんとう)や麻杏薏甘湯(まきょうよくかんとう)などがあります。

食品としてはハトムギ茶・ハトムギ入り雑穀ごはんとして日常的に摂取されており、タンパク質・ビタミンB群・ミネラルも含む栄養価の高い食材でもあります。ただし、妊娠中の大量摂取は避けるよう指導されることがあります。

使い方・例文

「いぼができたので、薏苡仁エキスの錠剤を数週間服用した」のように、皮膚トラブルへの対処や美容サプリの文脈で登場します。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

同じ読みのことば

「よくいにん」と同じ読みで、意味のちがうことばです。

関連用語