葉刈りとは?
はがり
盆栽の管理技術のひとつで、葉を手で摘み取ることで小葉化・樹形の整理・樹勢のコントロールを図る作業です。
葉刈り(はがり)とは、盆栽の管理において葉を人為的に摘み取る作業のことです。主にケヤキ・楓(カエデ)・モミジなど落葉樹の盆栽に対して行われ、葉を全て取り除くことで二番芽(にばんめ)と呼ばれる新芽を出させ、葉を小さくしたり、樹形のバランスを整えたりすることを目的とします。
葉刈りの主な効果は次のとおりです。
- 小葉化:新たに出る葉が元の葉より小さくなり、盆栽全体のスケール感が引き締まる
- 枝の充実:芽数が増えることで枝が密になり、樹形が豊かになる
- 樹勢の調整:強い部分の葉を多く取り、弱い部分の葉を残すことでバランスを均一化できる
- 観賞期の調整:紅葉や新緑を時期に合わせて楽しめる
作業の時期は樹種や地域の気候によって異なりますが、一般に梅雨前後の初夏が適期とされています。葉柄(ようへい)を残して葉だけを摘み取るのが基本で、葉柄が自然に落ちるのを待ちます。健康な樹でなければ行えないため、樹勢の弱い木には実施しません。
葉刈りは盆栽の樹形完成を目指す上で欠かせない技術であり、継続的に行うことで年々小葉が整い、精緻な盆栽に仕上がっていきます。
使い方・例文
夏前にケヤキの盆栽に葉刈りを施すと、その後から細かな新芽が多数吹き出し、秋には美しく小さな葉が揃った樹形を楽しめます。
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