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落水荘とは?

らくすいそう

落水荘とは、アメリカ建築家フランク・ロイド・ライトが1930年代に設計した、滝の上に建つ有機的建築の傑作で、20世紀建築の象徴的存在です。

落水荘(Fallingwater)は、アメリカ・ペンシルバニア州ミルランにある個人住宅で、フランク・ロイド・ライトが1936年から1939年にかけて設計・建設しました。依頼主はデパート経営者のエドガー・カウフマン・シニアで、家族の週末の別荘として建てられました。

最大の特徴は、滝(ベア・ラン)の真上にせり出すように建てられた鉄筋コンクリートの水平テラスです。ライトはここで自然と建築を一体化させる「オーガニック・アーキテクチャー(有機建築)」の理念を完全に具現化し、建物が自然の一部であるかのような設計を実現しました。

構造的・意匠的な特徴として以下が挙げられます。

  • 岩盤から大きくキャンティレバー(片持ち梁)で張り出す複数のテラス
  • 地元の砂岩を積み上げた垂直の壁と水平コンクリートの対比
  • 室内から直接滝壺へ降りられる階段
  • 自然光を最大限に取り込む水平連続窓

1966年にカウフマン家からウェスタン・ペンシルバニア保存協会に寄贈され、現在は一般公開されています。アメリカ建築家協会(AIA)が20世紀最高の建築作品に選んでいるほか、ユネスコ世界遺産にも登録されており、世界中から建築ファンが訪れる巡礼地となっています。

使い方・例文

「建築学部の学生が落水荘を訪れ、カンティレバーと自然の共存に感動したと語っていた。」建築史の教科書や旅行記などで頻繁に登場する固有名詞です。

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