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キャンティレバーとは?

きゃんてぃればー

キャンティレバーとは、一端だけを固定し、もう一端を宙に浮かせた片持ち梁の構造で、建築や橋梁に広く使われる工学的な仕組みです。

キャンティレバー(cantilever)とは、一方の端を壁や柱などに固定し、もう一方の端を支持なし突き出した形の片持ち梁(かたもちばり)構造のことを指します。構造工学・建築・土木の分野で広く使われる基本的な概念です。

通常の梁は両端を支えることで荷重に耐えますが、キャンティレバーは固定端が曲げモーメントと剪断力を一点で受け持つ設計になっています。このため、固定端に高い強度と剛性が求められる一方、自由端側には支柱が不要となり、開放感のある空間演出が可能になります。

建築への応用は多岐にわたります。

  • 建物の外部に張り出したバルコニーや庇(ひさし)
  • フランク・ロイド・ライト設計の「落水荘」に見られる大胆に張り出したテラス
  • 橋梁工学におけるキャンティレバー橋(両側から張り出した梁を接続する形式)
  • 飛行機の主翼(胴体から片持ちで伸びる)

素材の強度と固定方法の精度が安全性を左右するため、設計計算には構造力学の知識が不可欠です。現代では鉄筋コンクリートや鉄骨を用いることで、より大きな張り出しが実現できるようになっています。

使い方・例文

建築雑誌や設計事務所のポートフォリオで「キャンティレバーを活かした開放的なリビング」という表現が使われ、宙に浮くような張り出し部分のあるデザインを指して登場します。

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