草津宿とは?
くさつじゅく
草津宿とは、江戸時代に東海道と中山道が分岐する重要な宿場として栄えた、現在の滋賀県草津市に位置する宿場町のことです。
草津宿(くさつじゅく)は、江戸時代の五街道のうち東海道の第52番目の宿場であり、同時に中山道の起点でもありました。現在の滋賀県草津市に位置し、京都(三条大橋)まで残り約13キロという交通の要衝に設けられた宿場です。
草津宿最大の特徴は、東海道と中山道という二大幹線道路が交わる「追分(おいわけ)」が宿内に存在したことです。江戸方面から京都や大坂へ向かう旅人はこの地で道が分かれ、多くの人や物資が行き交いました。そのため旅籠・茶屋・問屋場が立ち並び、周辺の宿場と比べても規模が大きく賑わっていたとされます。
現在も当時の本陣建物が国の史跡に指定されており、「草津宿本陣」として内部を見学することができます。これは東海道・中山道を通じて現存する本陣建物のなかでも規模・保存状態ともに優れたもののひとつです。
街道文化の観点からは、参勤交代の大名行列が宿泊する本陣・脇本陣のほか、一般旅人向けの旅籠が多数軒を連ね、近世交通史・生活文化史を知る貴重な場所となっています。草津市はこの歴史を活かした観光まちづくりにも取り組んでいます。
使い方・例文
「東海道五十三次を題材にした旅行記や歴史小説では、草津宿が東海道と中山道の分岐点として描かれる場面が多い」といった文脈で登場します。
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