茶巾とは?
ちゃきん
茶巾とは、茶道において茶碗を清めるために使う白い小さな布のことで、点前の中で欠かせない道具のひとつです。
茶巾(ちゃきん)とは、茶道の点前(てまえ)において茶碗を拭い清めるために用いる白い小さな麻布や木綿の布のことです。茶席の清潔さと清浄さを保つための実用的な道具であると同時に、精神的な「清め」の意味も持ちます。
一般的な茶巾のサイズは縦約15センチ・横約30センチほどで、使用する際は決まった折り方をして茶碗の中に収めておきます。点前の中では茶碗の内側を拭うために使い、使用後は再び畳んで茶碗に戻すか、水屋(みずや)で洗います。
素材は主に麻や木綿が使われ、白色が基本です。白は清潔さと無垢を表すとされており、茶道の美意識と結びついています。流派によって茶巾の折り方や扱い方に違いがあり、裏千家・表千家・武者小路千家などでそれぞれ異なる作法が伝えられています。
茶巾は茶道具の中でも消耗品に近い存在ですが、正しい扱いと丁寧な手入れが求められます。シンプルな布でありながら、茶道における「清め」「丁寧さ」「一期一会」の精神を体現する重要な道具といえます。
使い方・例文
お茶の稽古では、点前の始めに茶巾で茶碗を丁寧に拭う所作が基本として繰り返し練習されます。
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