芽切りとは?
めきり
芽切りとは、松などの新芽(ミドリ)を手で摘み取る管理作業で、樹形を整え枝の成長を抑制する技法です。
芽切りとは、主に松(アカマツ・クロマツなど)の管理で行われる園芸作業で、春に伸びてくる新芽(ミドリ)の全部または一部を指や剪定バサミで摘み取る作業を指します。
松の新芽はローソクのような形で上方へ伸び、放置すると枝が間延びして樹形が乱れます。芽切りを行うことで次のような効果が得られます。
- 枝の伸びすぎを抑えコンパクトな樹形を維持する
- 古い葉と新しい葉のバランスを保ち、全体に日光が当たりやすくなる
- 翌年の枝数を増やし、より密度の高い樹形へと誘導する
- 盆栽や庭木としての美的な形を長期にわたって維持する
作業の時期は地域や樹種によって異なりますが、一般的にクロマツは夏(6〜7月頃)に行うことが多く、弱い芽を残し強い芽を切るか、あるいは全ての芽を切り揃えるかは目的に応じて判断します。芽切りに合わせて「もみあげ」(古い葉を手で落とす作業)も同時期に行うことがあります。
芽切りは盆栽管理においても最も重要な技術のひとつであり、熟練した職人の判断と手技が樹の品質を大きく左右します。初心者が誤ったタイミングや強さで行うと、翌年の芽吹きに影響が出る場合もあるため、基本を学んでから実施することが推奨されます。
使い方・例文
松の盆栽を育てている人が、春に伸びたミドリを手で折り取りながら「今年の芽切りはしっかりできた」と話す場面や、造園業者が庭の黒松の芽切り作業を行う場面で登場する言葉です。
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