臓器移植とは?
ぞうきいしょく
臓器移植とは、機能不全に陥った臓器を、提供者(ドナー)から摘出した健康な臓器と入れ替える医療行為です。
臓器移植とは、病気や事故によって機能を失った臓器を、別の人物(ドナー)から提供された臓器と置き換えることで生命を維持・回復させる外科的医療行為です。
移植対象となる主な臓器・組織には次のものがあります。
ドナーには大きく生体ドナー(家族などの生きている提供者)と脳死ドナー(脳死判定を受けた提供者)の2種類があります。日本では1997年に臓器移植法が施行され、本人の書面による意思表示と家族の同意があれば脳死下での臓器提供が可能となりました。2010年の法改正では本人の意思が不明でも家族の承諾で提供できるよう拡大されました。移植後は免疫系が異物と認識して拒絶反応を起こすため、患者は生涯にわたって免疫抑制剤を服用し続ける必要があります。日本は諸外国と比べてドナー数が少なく、国内の待機患者数に対して提供数が慢性的に不足しています。倫理的・宗教的観点からの議論も続いており、臓器移植は医学と社会制度が交差する複雑な問題領域です。
使い方・例文
末期腎不全で透析を続けていた患者が、脳死ドナーからの腎臓提供を受けて移植手術を行い、透析から解放されるケースは臓器移植の代表的な事例です。
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