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腱切離術とは?

けんせつりじゅつ

拘縮や変形の原因となっている腱を外科的に切離・延長し、関節の動きや姿勢を改善する手術です。

腱切離術(腱切術・テノトミー:Tenotomy)とは、筋肉と骨をつなぐ腱を外科的に切断(または部分切離・Z字形延長)する手術です。腱が過度に緊張・短縮した状態(拘縮)を解消し、関節可動域の改善や体の変形矯正を目的として行われます。

腱切離術が行われる代表的な疾患・状況は以下の通りです。

  • 先天性内反足:アキレス腱を切離してかかとを正常な位置に戻す(ポンセティ法の一環)
  • 痙縮(けいしゅく):脳性麻痺や脳卒中後の筋緊張亢進による変形に対し、内転筋・ハムストリングス・アキレス腱などを切離
  • 斜頸:胸鎖乳突筋を切離して首の傾きを矯正
  • ばね指(弾発指):指の腱鞘を切開・腱の拘縮を解除

手術は開放的手術(皮膚を切開して腱を直視下で処置)と経皮的手術(皮膚を小さく刺して針や刃で切離)に分けられ、後者はオフィスや外来でも行えるほど低侵襲です。術後はリハビリテーションと装具療法を組み合わせて機能回復を図ります。

使い方・例文

先天性内反足の乳幼児に対して、ギプス矯正の最終段階でアキレス腱切離術を行い、足の向きを正常な角度に矯正します。

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