腓骨筋とは?
ひこつきん
腓骨筋とは、すねの外側に位置する筋肉群で、足関節の底屈と外反(足首を外側に回す動き)を担う、歩行やスポーツに欠かせない筋肉です。
腓骨筋(ひこつきん、英: peroneal muscles / fibularis muscles)は、下腿(すね)の外側に位置する筋肉群の総称です。腓骨(下腿の細い方の骨)に沿って走行し、足首(足関節)の動きを制御する重要な筋肉です。
腓骨筋は主に3つの筋肉から構成されます。
- 長腓骨筋(ちょうひこつきん):腓骨の上部から起始し、外くるぶしの後ろを回って足裏を横切り、第1中足骨基部・内側楔状骨に付着する。足の外反と底屈、足弓の維持に働く
- 短腓骨筋(たんひこつきん):腓骨の下部から起始し、第5中足骨基部に付着する。足の外反に働く
- 第三腓骨筋(だいさんひこつきん):腓骨の下部から第5中足骨背面に付着する。足の外反と背屈に関与(存在しない人もいる)
腓骨筋の主な機能は足関節の外反(足首を外側に向ける動き)と底屈(つま先を下方向に向ける動き)ですが、足のアーチ(土踏まず)の維持にも貢献します。歩行・走行・ジャンプ動作の際にバランスを保つ役割も担います。
スポーツ障害としては、足首の捻挫時に腓骨筋腱が損傷を受けることがあるほか、繰り返しの使用による「腓骨筋腱炎」や、腱が外くるぶしから脱臼する「腓骨筋腱脱臼」も知られています。リハビリや予防にはチューブを使った外反トレーニングが有効です。
使い方・例文
「バスケットボールの練習中に足首を内側に捻り、腓骨筋腱を損傷した選手がリハビリで外反強化運動に取り組んだ」というように、スポーツ傷害や解剖学の説明で使われます。
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