聴診とは?
ちょうしん
聴診とは、聴診器を体に当てて心臓・肺・腸などが発する音を聞き、異常を確認する診察法で、医師の基本的な診察手技のひとつです。
聴診(ちょうしん)とは、聴診器(ステソスコープ)を患者の体表に当て、内臓が発する音を聞いて健康状態や異常を判断する診察法です。19世紀にフランスの医師ルネ・ラエンネックが聴診器を考案して以来、内科診察の基本手技として世界中で使われています。
聴診で確認する主な部位と目的は次のとおりです。
- 心臓音:心音の強さ・リズム・雑音の有無(心臓弁膜症・不整脈など)
- 肺の呼吸音:空気の流れや水泡音・喘鳴の有無(肺炎・喘息・胸水など)
- 腸の腸蠕動音:腸の動きの確認(腸閉塞・腹膜炎など)
- 血管音:頸動脈や腹部大動脈の雑音(動脈硬化・狭窄など)
聴診は体への負担が少なく、機器の準備なしに短時間で行えるため、外来診察や救急現場でも広く活用されます。得られた情報は画像検査や血液検査と組み合わせることで、より正確な診断に結びつきます。
近年は電子聴診器の普及により、音をデジタル処理して記録・解析することも可能になっています。
使い方・例文
診察室で医師が「では聴診します」と言って聴診器を胸や背中に当てるのが典型的な場面で、肺の音や心臓の音を確認しています。
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