縫合とは?
ほうごう
縫合とは、手術や外傷治療において、切開または裂けた組織を糸や器具で縫い合わせて閉じる医療処置のことです。
縫合(ほうごう)とは、外科的処置として皮膚・筋肉・臓器などの組織を縫い糸や特殊なステープラーで縫い合わせ、傷口を閉鎖する医療行為を指します。切り傷・裂傷・手術切開部など、組織が断裂または離断した際に行われ、止血・感染防止・治癒促進を目的とします。
縫合に使用する素材は大きく次の2種類に分けられます。
- 吸収糸(溶ける糸):体内で自然に分解・吸収されるため抜糸が不要。主に体内組織や粘膜の縫合に使用。
- 非吸収糸(溶けない糸):ナイロン・絹・ポリエステルなどで、術後に抜糸が必要。皮膚の縫合に多く用いられる。
縫合の方法にも種類があり、単純結節縫合・連続縫合・マットレス縫合など、部位や組織の厚さ・張力に応じて使い分けられます。皮膚表面の縫合では傷跡をできるだけ目立たなくする美容的考慮も重要です。
縫合後は適切なケアが回復に直結します。清潔を保ち、医師の指示に従って消毒や被覆を行うことが感染予防に不可欠です。抜糸の時期は部位によって異なりますが、顔面では5〜7日、体幹や四肢では7〜14日が目安とされます。近年では医療用接着剤や創傷クローザー(皮膚テープ)など縫合に代わる選択肢も増えています。
使い方・例文
深い切り傷を負って救急外来を受診した際、医師が麻酔を施したうえで縫合処置を行い、数針縫って傷口を閉じるケースが典型的な場面です。
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