絹とは?
きぬ
絹とは、カイコガの幼虫(蚕)が作る繭から取り出した天然タンパク質繊維で、光沢と柔らかさが特徴です。
絹(きぬ、シルク)は、蚕(カイコ)が繭を作る際に分泌するフィブロイン(タンパク質)を主成分とする天然繊維です。その独特の光沢と滑らかな肌触りから、古来より最高級の繊維として珍重されてきました。
絹の生産工程は「養蚕」と呼ばれ、次の手順で行われます。
絹の特性としては、なめらかな光沢・軽量性・吸湿放湿性・保温性などが挙げられます。タンパク質繊維であるため皮膚への刺激が少なく、アレルギーの出にくい繊維としても知られています。一方で水や熱に弱く、虫食いや紫外線による黄変に注意が必要です。
絹織物は日本では西陣織・丹後縮緬・博多織などが有名で、着物・帯・スカーフ・ネクタイなどに広く使われます。中国から伝わった養蚕技術は奈良時代には日本でも盛んになり、近代には富岡製糸場(世界遺産)に代表される製糸業が日本の輸出産業を支えました。
使い方・例文
成人式の振袖や結婚式の白無垢など、特別な晴れ着の素材として絹が選ばれるのは、その気品ある光沢と上品な肌触りが理由です。
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