絶対零度とは?
ぜったいぜろど
理論上、物質の温度がこれ以上下がることはないとされる最低の温度のことで、摂氏マイナス約273度にあたります。
絶対零度とは、理論上考えられる最も低い温度のことで、これより温度を下げることはできないとされています。摂氏では約マイナス273.15度にあたり、絶対温度という尺度ではちょうど0ケルビンと定められています。
温度は、物質を構成する原子や分子がどれだけ活発に運動しているかを表す指標だと考えられています。温度が下がるほど原子や分子の運動は穏やかになり、絶対零度に達すると、理論上は運動のエネルギーが最小の状態になります。ただし量子力学の考え方によれば、絶対零度でも運動が完全にゼロになるわけではないとされ、現実の実験でも絶対零度そのものに到達することはできず、限りなく近づけるにとどまるとされています。
絶対零度を基準とする絶対温度は、物理学や化学の研究で広く使われています。極めて低い温度の世界では、電気抵抗がなくなる超伝導など、通常とは異なる特殊な現象が起こることも知られており、宇宙や物質の性質を理解するうえで重要な概念となっています。
使い方・例文
実験室では、絶対零度に限りなく近づけた極低温の環境で物質の性質を調べます。
宇宙空間の温度は絶対零度よりわずかに高い程度とされています。
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