絞り優先モードとは?
しぼりゆうせんもーど
絞り優先モードとは、カメラの絞り値(F値)を撮影者が設定し、シャッタースピードをカメラが自動で決定する撮影モードのことです。
絞り優先モード(英語では「Aperture Priority」、多くのカメラで「Av」または「A」と表示)とは、カメラの露出設定のうち絞り(アパーチャー)の値(F値)を撮影者が手動で設定し、適切な露出が得られるシャッタースピードをカメラが自動的に算出・設定する撮影モードです。
絞りとはレンズの光の通り道の広さを指し、F値が小さいほど絞りが開き多くの光が入り(明るい)、F値が大きいほど絞りが絞られ光量が少なくなります。絞り優先モードを使うメリットは、被写界深度(ピントが合う範囲の奥行き)を自在にコントロールできる点にあります。
- 絞りを開く(低いF値:F1.4〜F2.8など):被写界深度が浅くなり、背景がボケた(ぼかし効果のある)写真が撮れる。ポートレートや花のクローズアップに適する。
- 絞りを絞る(高いF値:F8〜F16など):被写界深度が深くなり、手前から遠景まで全体にピントが合った写真が撮れる。風景や建物の撮影に適する。
絞り優先モードは初心者から上級者まで幅広く活用される実用的なモードで、自動(オート)と完全手動(マニュアル)の中間に位置する「半自動」の設定です。露出補正機能と組み合わせることで、より意図した明るさの写真を撮影できます。
使い方・例文
人物ポートレートを撮る際にF1.8に設定して背景をぼかした写真を撮るのは、絞り優先モードの典型的な使い方で、主題を際立たせる効果があります。
この用語をシェア
最終更新: