種多様性とは?
しゅたようせい
種多様性とは、ある生態系や地域に生息する生物種の豊富さと、各種の個体数のバランスを合わせて評価する概念です。
種多様性(species diversity)は、生態学における多様性の尺度のひとつで、単に何種類の生物がいるかを示す種の豊富さ(種数)だけでなく、それぞれの種が個体数においてどのくらい均等に存在しているか(均等性)も考慮します。
代表的な多様性指数として次のものが知られています。
種多様性が高い生態系は、外来種の侵入や気候変動などの攪乱に対して回復力(レジリエンス)が高く、生態系サービスも安定しやすいとされます。逆に特定の種が極端に多く、他の種がほとんど存在しない状態は多様性が低いと評価されます。
熱帯雨林やサンゴ礁は種多様性が特に高い地域として知られており、保全生態学において重要な指標となっています。近年では環境アセスメントや生物多様性条約(CBD)の達成度評価にも活用されています。
使い方・例文
ある森林で植物の種数と各種の個体数を調べ、シャノン多様性指数を算出して、開発前後の生態系の変化を評価するといった場面で用いられます。
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