本文へスキップ

秒(角度)とは?

びょう(かくど)

秒(角度)とは、角度の単位「度」をさらに細かく分けた最小単位で、1度の3,600分の1に相当します。

秒(角度)(英語:arcsecond、記号:″または arcsec)は、角度を表す単位のひとつです。角度の単位系では、1回転=360度、1度=60分(arcminute)、1分=60秒(arcsecond)という六十進法で構成されており、1秒は1度の3,600分の1(0.000277...度)に相当します。

由来
この六十進法による角度分割は、古代バビロニアの数学に由来します。時間の単位(時・分・秒)と同じ系統で、天文観測や地理測量の必要性から発展してきました。

どれくらい小さいか
1秒(角度)の小ささを体感するには、腕を伸ばしたときの人差し指の幅(約2度)を7,200等分した角度、と考えるとイメージしやすいです。地上から月を見たとき、月の直径は約1,800〜1,900秒(角度)に見えます。

主な用途

  • 天文学:天体の位置精度や角直径の表現。星の年周視差(パーセクの基準)も1秒(角度)で定義される
  • 測地学・測量:GPS座標の精度表現(例:緯度1秒≒約31m)
  • 光学・望遠鏡:分解能(解像度)の指標として使用
  • 天気・地図:地図座標の精密な記述

さらに細かい単位
天文学では1秒をさらに分割したミリ秒角(mas、1/1,000秒)やマイクロ秒角(μas)も使用されます。

使い方・例文

「この星の年周視差は0.77秒(角度)なので、地球からの距離は約1.3パーセク(約4.2光年)と計算できる」のように、天文学の距離測定で登場します。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語