本文へスキップ

社会的養護とは?

しゃかいてきようご

社会的養護とは、家庭で適切な養育を受けられない子どもを社会全体で守り育てるための公的な支援体制のことです。

社会的養護とは、保護者のいない子どもや、虐待・貧困・疾病などの理由によって家庭での養育が困難・不適切な子どもを、社会全体で公的に責任を持って保護・養育するための制度や施設の総称です。

社会的養護の対象となる主なケースには以下のものがあります。

  • 親が死亡・行方不明・重篤な疾患などで養育できない場合
  • 虐待(身体的・心理的・性的・ネグレクト)を受けている場合
  • 保護者が精神障害や経済的困難により養育が困難な場合

社会的養護の場は大きく「家庭養護」と「施設養護」に分けられます。家庭養護には里親制度やファミリーホームが含まれ、より家庭的な環境での養育が重視されます。施設養護には乳児院・児童養護施設・児童自立支援施設・母子生活支援施設などがあります。近年は、施設での集団的養育から里親・小規模グループケアへと移行する「家庭的養護の推進」が国の方針として打ち出されており、子どもが特定の大人との安定した愛着関係を築けるよう支援体制の見直しが進んでいます。施設退所後の「アフターケア」の充実も重要な課題となっています。

使い方・例文

家庭内での虐待が認定された子どもが児童相談所に一時保護された後、児童養護施設に入所して生活支援を受けるケースが社会的養護の代表的な場面です。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語