磁気浮上式鉄道とは?
じきふじょうしきてつどう
磁気浮上式鉄道とは、車両をレールに接触させず磁力で浮上・推進させることで超高速走行を実現する鉄道方式です。
磁気浮上式鉄道(じきふじょうしきてつどう)は、車輪とレールの接触摩擦をなくすために磁力で車体を軌道上に浮かせ、リニアモーターなどで推進力を生み出す鉄道システムです。一般に「リニアモーターカー」や「マグレブ(Maglev)」とも呼ばれます。
主な浮上方式には次の二種類があります。
- 超電導磁気浮上(EDS)方式:超電導コイルを使って強力な磁場を発生させ、ガイドウェイとの反発・吸引で浮上する。日本のJR東海が開発するリニア中央新幹線がこの方式を採用し、有人走行で時速600キロメートル超の世界記録を持つ
- 常電導磁気浮上(EMS)方式:通常の電磁石の吸引力で浮上する。ドイツのトランスラピッドや上海のリニアがこの方式。浮上高さは数ミリと低い
磁気浮上式鉄道の利点は、車輪とレールの接触がないため騒音・振動が少なく、高速域でも安定した走行ができる点です。また摩耗部品が減るため保守コストの低減も期待されます。一方で、専用の軌道(ガイドウェイ)が必要なため既存インフラとの互換性がなく、建設コストが非常に高いことが普及の課題とされています。
都市内輸送では上海浦東国際空港のリニアが営業運転中であり、日本でもリニア中央新幹線が開業に向けた準備が進められています。
使い方・例文
「リニア中央新幹線」というプロジェクト名で報じられる東京〜大阪間の超高速鉄道計画が、磁気浮上式鉄道の代表的な国内事例として知られています。
この用語をシェア
最終更新: