ふじとは?
ふじ
ふじとは、日本で最も生産量が多い赤いりんごの品種で、甘みが強くジューシーな食感が特徴のことです。
ふじは、農林省園芸試験場(現:農研機構)が「国光(こっこう)」と「デリシャス」を交配して育成し、1962年に命名・登録されたりんごの品種です。名称は当時の育成地・青森県藤崎町と富士山に由来するとされています。国内のりんご生産量の約5割前後を占める最重要品種であり、世界的にも広く栽培されています。
ふじの最大の特徴は、際立った甘みとシャキシャキした硬い食感、そして果汁の豊富さです。蜜入りの個体は特に人気が高く、「蜜入りふじ」として高値で取引されることもあります。酸味は控えめで食べやすく、幅広い年代に支持されています。
ふじの主な特性は以下の通りです。
- 収穫時期は10月下旬から11月にかけてで、りんごの中では晩生品種に属する
- 低温貯蔵すれば翌年春まで流通できる優れた貯蔵性を持つ
- 青森・長野・岩手・山形など主要産地で盛んに栽培されている
- 着色系・無袋栽培など多数の系統・変異種が存在する
世界的な栽培面積においても中国・アメリカ・ヨーロッパ各国で広く普及しており、「Fuji」の名称で国際的に通用するブランドになっています。日本の果樹育種の成果を世界に示した代表的な品種の一つです。
使い方・例文
スーパーのりんご売り場で秋から冬にかけて最も多く並ぶのがふじで、贈答用の高級りんごセットにも定番品種として選ばれる場面でよく登場します。
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