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石灰硫黄合剤とは?

せっかいいおうごうざい

石灰硫黄合剤とは、石灰と硫黄を煮合わせて作る農薬で、果樹や庭木の病害虫防除に広く使われる殺菌・殺虫剤です。

石灰硫黄合剤(せっかいいおうごうざい)は、消石灰と硫黄を水とともに加熱して反応させることで生成する多硫化カルシウムを主成分とする農薬です。赤褐色の液体で独特の硫黄臭があり、希釈して植物に散布することで使用します。

その主な作用は殺菌・殺虫・殺ダニの3つです。植物の体表に付着した多硫化カルシウムが空気中の二酸化炭素と反応して硫黄を遊離させ、病原菌や害虫に対して毒性を発揮します。特にカイガラムシ・ハダニ・腐らん病・さび病・うどんこ病などへの効果が高く評価されています。

使用時期は主に休眠期(冬〜早春)です。落葉期に高濃度で散布することで越冬中の病害虫を効率よく防除できます。生育期には薬害が出やすいため、使用濃度の管理が非常に重要です。

石灰硫黄合剤は有機農業でも使用が認められている農薬の一つですが、強アルカリ性のため他の農薬との混用は原則禁止です。散布時は皮膚や目への付着を防ぐため、ゴーグルや防護服の着用が推奨されます。

使い方・例文

リンゴや梨の果樹園では冬季の休眠期に石灰硫黄合剤を散布し、腐らん病や越冬するカイガラムシを防除するのが一般的な管理作業です。

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