石灰化上皮腫とは?
せっかいかじょうひしゅ
石灰化上皮腫は毛髪の元となる細胞が腫瘍化して石灰沈着を起こす良性の皮膚腫瘍で、手術で完治できます。
石灰化上皮腫(せっかいかじょうひしゅ、英: pilomatricoma / calcifying epithelioma of Malherbe)は、毛包の毛母細胞(毛髪をつくる細胞)が腫瘍化した良性の皮膚腫瘍です。別名「毛母腫(もうぼしゅ)」とも呼ばれます。
腫瘍の内部では細胞が変性を起こして石灰(カルシウム)が沈着するため、触ると石のように硬く感じるのが特徴です。皮膚の下に境界がはっきりした硬い結節として触れ、皮膚の表面は正常に見えることが多いですが、時に青みがかった色調を帯びることがあります。大きさは数mm〜数cmまで様々です。
発生部位は頭頸部(顔・耳周辺・頭皮)や上肢に多く見られます。発症年齢は小児から若い成人に多い傾向があります。悪性化はほとんどなく、放置しても命に関わる疾患ではありませんが、炎症を起こして痛みや膿が出ることがあります。治療は外科的切除(手術で腫瘍を摘出すること)が確実で、再発はまれです。病理組織検査で確定診断されます。
使い方・例文
子どもの頬や耳の後ろに石のように硬いしこりが触れる場合、石灰化上皮腫が疑われ、皮膚科で診断・摘出手術を受けることが勧められます。
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