知らぬが仏とは?
しらぬがほとけ
「知らぬが仏」とは、知らないでいるから穏やかでいられるのであって、知ってしまえば怒りや苦しみが生じるという意味のことわざのことです。
「知らぬが仏」(しらぬがほとけ)は日本のことわざで、「知らないでいるからこそ仏のように穏やかでいられる。もし知ったならばそうはいかない」という意味を持ちます。真実を知らないために平和でいられる状態を表す表現です。
「仏」という言葉は、怒りや煩悩がなく穏やかな境地を表しています。何か都合の悪いことや不快な事実があっても、それを当人が知らないうちは腹も立てず、安らかな顔でいられます。ところが一度知ってしまえば、怒りや悲しみ・混乱が生じます。この逆説的な構造が「知らぬが仏」という表現の核心です。
使われる文脈としては主に次のような場面があります。
- 他人の失敗や悪事を当人だけが知らずにいる場合
- 不都合な事実を教えるべきか迷う場合の慰め・諦めの言葉
- 無知の状態が結果として平穏をもたらしているという状況の描写
ただし、知らないことを積極的に推奨する格言ではなく、「結果としてそうなっている」という状況描写や共感の言葉として使われるのが一般的です。
使い方・例文
「上司が自分の評価を下げようとしていることを、本人は全く知らず毎日楽しそうに働いている。知らぬが仏とはまさにこのことだ」のように、当人だけが不都合な事実を知らずに平和でいる場面で使われます。
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