目付とは?
めつけ
目付とは、江戸幕府において旗本・御家人を監察・監視した役職のことです。
目付(めつけ)とは、江戸幕府の職制において、旗本・御家人の行状を監察する監察官のことです。幕府の直臣(旗本・御家人)の綱紀粛正・法令遵守を監視し、不正や問題行動を発見・報告する役割を担いました。
目付の職務は多岐にわたりました。
- 旗本・御家人の行状・勤怠の監察
- 将軍の行列や儀式における秩序維持の監視
- 江戸城内の風紀取り締まり
- 牢屋・刑罰執行の立ち合い
- 各種調査・取り調べへの参与
目付は若年寄の支配下に置かれ、定員は時代によって変動しましたが、おおむね10名前後が任じられました。勘定奉行・町奉行などが対象外であったように、対象は主に武士身分の直臣に限られており、大名を監察する「大目付」とは区別されます。大目付は老中に属し、大名・高家などの上位の監察を担当した上位職です。
江戸時代を通じて目付の権限・地位は重要視され、幕府の内部統制を支える要職として機能しました。現代語でいえば「監察官」「内部監査役」に近い存在です。
使い方・例文
時代劇の物語では、悪事を働く旗本の行為が目付に発覚し、厳しい処分が下されるという展開がよく描かれます。
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