法令遵守とは?
ほうれいじゅんしゅ
法令遵守とは、企業や個人が法律・省令・条例などの定めをきちんと守り、違反しないよう行動することを指す言葉です。
法令遵守(ほうれいじゅんしゅ)は英語の「コンプライアンス(compliance)」に相当する概念で、組織や個人が法律・政令・省令・条例などあらゆる法規範を守ることを意味します。近年は法律の文言だけでなく、業界団体の自主規制・社内規程・倫理基準まで含む広義の「コンプライアンス」として語られることが増えています。
法令遵守が企業経営で重視される背景には、次のような理由があります。
- 違反が発覚した場合の行政処分・刑事罰のリスク
- 不祥事によるブランド・信用の毀損と顧客離れ
- 株主や投資家からのガバナンス要求の高まり
- 内部告発制度(公益通報者保護法)の整備による発覚リスクの上昇
具体的な取り組みとしては、コンプライアンス委員会の設置、社員研修の定期実施、内部通報窓口の整備、業務フローへのチェック機能の組み込みなどが挙げられます。
また近年はESG投資の観点から、環境規制・労働法・個人情報保護法など多岐にわたる法令への対応状況が企業評価に直結するようになっています。法令遵守は単なるリスク回避にとどまらず、持続可能な経営基盤を築くための積極的な取り組みとして位置づけられています。
使い方・例文
食品メーカーが原材料の産地や添加物を正確に表示することや、IT企業が個人情報保護法に基づいて利用者データを適切に管理することが、法令遵守の具体的な場面として挙げられます。
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