白金とは?
はっきん
白金とは、希少で耐腐食性に優れた銀白色の貴金属元素で、触媒・宝飾品・医療分野で幅広く利用されています。
白金(はっきん)は、元素記号Pt、原子番号78の貴金属元素です。英語名「プラチナ(Platinum)」でも広く知られており、スペイン語で「小さな銀」を意味する「プラティナ(platina)」に由来します。銀白色の光沢を持ち、密度は約21.4g/cm³と非常に重い金属です。
白金の最大の特徴は極めて高い化学的安定性にあります。強酸にも溶けず、酸素や熱にも強く、融点は約1,768℃に達します。産出量は金の約30分の1以下と希少で、南アフリカが世界の産出量の大部分を占めています。
白金の主な用途は以下のとおりです。
- 触媒:自動車の排気ガス浄化触媒(三元触媒)として最大量が消費される
- 宝飾品:耐久性と美しい光沢から婚約・結婚指輪に人気が高い
- 燃料電池:水素燃料電池の電極触媒として次世代エネルギー分野でも重要
- 医療:抗がん剤(シスプラチン等)の原料や医療機器部品に使用
- 計測・標準:かつて国際キログラム原器に使われた高精度計測材料
白金は金と並んで「プレシャスメタル(貴金属)」の代表格ですが、経済的価値は需給バランスや工業用途の需要によって変動します。燃料電池車の普及が進む中で、白金の戦略的重要性はさらに高まっています。
使い方・例文
宝飾品店やブライダル業界では「プラチナ」として登場し、化学の授業では触媒の例として取り上げられます。環境技術の文脈では燃料電池や排ガス浄化の話題でも頻繁に出てきます。
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