環状肉芽腫とは?
かんじょうにくがしゅ
環状肉芽腫とは、皮膚に環状または輪状のなめらかな隆起が現れる良性の炎症性皮膚疾患で、原因は不明なことが多く自然に消えることもあります。
環状肉芽腫(かんじょうにくがしゅ)は、皮膚の真皮内にコラーゲンの変性を核として組織球(マクロファージ)が集まった肉芽腫が形成され、皮膚表面に環状・輪状のなめらかな隆起として現れる炎症性疾患です。
見た目の特徴は以下の通りです。
- 中央部がやや平坦で、周囲が環状(リング状)に盛り上がる
- 色調は皮膚色から淡紅色・褐色まで様々
- 表面はなめらかで鱗屑(フケのようなもの)はない
- かゆみや痛みはほとんどなく、多くは無症状
好発部位は手・足の甲・肘・膝などの末梢部位で、小児から若い成人に多い傾向があります。局所型・播種型(全身に多発する型)・深在型(皮下に生じる型)など複数の病型があります。
原因は明確には解明されていませんが、糖尿病との関連(特に播種型)・虫刺され・外傷・日光・感染症などが誘因として挙げられることがあります。多くの場合、数ヶ月から数年で自然消退しますが、再発することもあります。治療を希望する場合はステロイド局所注射や凍結療法が用いられます。
使い方・例文
子どもの手の甲に環状の盛り上がりが突然現れた場合や、大人が足の甲にリング状の皮疹に気づいたときに環状肉芽腫が疑われ、皮膚科での診察でこの言葉が登場します。
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