猫をかぶるとは?
ねこをかぶる
「猫をかぶる」とは、本来の性格や本音を隠し、おとなしく従順であるように見せかけることを表す慣用句です。
「猫をかぶる」は、本来の自分の性格や考えを隠して、実際とは異なる大人しい・おとなしい・従順な顔を外に見せることを意味する慣用句です。猫が普段は気まぐれで野性的でありながら、人前では丸くなっておとなしく見える様子から来た表現とされています。
この慣用句が使われる場面は、特に異性の前や権威ある人の前で本来の自分とは違う姿を演じるときです。普段は気が強く積極的な人が、好きな相手の前でおとなしく控えめに振る舞う場合や、上司や目上の人の前だけ礼儀正しく見せる場合が典型例です。
「猫をかぶる」状況の具体的な例としては以下のようなものがあります。
- 家では活発でわがままな子どもが、先生の前でだけおとなしく振る舞う
- 付き合う前は控えめだったのに、付き合ってから本来のキャラクターが出てきた
- 面接では礼儀正しかったのに、採用後に態度が一変した
- 初対面の場では穏やかに振る舞い、慣れてから本性を現す
この表現には、外面(そとづら)と内面(うちづら)のギャップを指摘する批判的なニュアンスが含まれていることが多いです。ただし、社会生活における礼儀や場の読み方と「猫をかぶる」の境界線は曖昧であり、文脈によってニュアンスが変わります。
使い方・例文
「彼女はみんなの前では猫をかぶっているけど、仲の良い友達の前ではかなりはっきりした意見を言う」のように、場によって態度を変える人物について語るときに使います。
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